サイト名称 日立ハイテク

タイトル FT110Aによる臭素含有プリント基板上のAu膜厚分析
詳細リンク XRF No.95
概要 プリント基板(PCB;Printed Circuit Board)の基材には難燃性を持たせるために臭素(Br)系難燃剤(例えば、臭素化ビスフェノールA等)が使用されています。最近のハロゲンフリー化の流れでBr系難燃剤の代替が進められていますが、今後もしばらくの間Br含有のPCBは使用されるものと予測されます。このBr含有PCB上のCu/Ni/Auめっき試料を、比例計数管を搭載した蛍光X線膜厚計で測定すると、AuとBrの蛍光X線ピークが干渉するため、Au膜厚が厚く定量される傾向がありますが、Br補正により改善できます。本報では、Br含有基板上のCu/Ni/Auめっき試料のAu膜厚分析に、Br補正が有効であることを示します。
関連リンク(製品)
製品中分類 膜厚測定装置
研究大分野 ・材料
・エネルギー
研究中分野 ・金属・磁性材料
・半導体材料・デバイス・電子部品・ディスプレイ・照明
・電気
・電池
情報種別 テクニカルレポート
発行日 2016/03/01
お問い合わせ先 お問い合わせはこちら
No. XRF No.95