サイト名称 日立ハイテク

タイトル FT150hによるセラミックチップ部品のSn/Ni 2層膜の測定
詳細リンク XRF No.83
概要 積層セラミックチップコンデンサに代表されるセラミック部品は、スマートフォンや車載用コンピュータなどの中核をなす部品の一つです。近年、製品の小型化や高機能化による高密度実装が進んでおり、部品自体も非常に小さくなってきています。このようなセラミックチップ部品では電極部分にSnとNiの2層膜が使われていることが多く、これらの膜厚管理が求められます。しかしながら、Snが厚くなるとNiの蛍光X線がSnによって強く吸収を受けるために、SnとNiの同時測定が困難となることがありました。FT150hでは、新しい集光型光学系と進化したVortex®検出器を搭載することで、従来機では測定の難しかった微小領域で、かつ熱いSnとその下のNiの高精度な同時膜厚測定を実現いたしました。本資料では、セラミックチップ部品に見立てた疑似試料を用いて、Ag上のSn/Ni 2層膜の同時測定を行った事例を紹介いたします。
製品中分類 膜厚測定装置
研究大分野 ・材料
・エネルギー
研究中分野 ・金属・磁性材料
・半導体材料・デバイス・電子部品・ディスプレイ・照明
・電気
・電池
情報種別 テクニカルレポート
発行日 2015/02/01
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No. XRF No.83