サイト名称 日立ハイテク

タイトル S-5200形の低加速電圧STEM法による生物組織観察の試み (249KB)
詳細リンク sem116
概要 走査電子顕微鏡(以下、SEM)を用いた低加速電圧STEM法は、その散乱能の高さから試料構造の微小な密度差や組成差を明暗のコントラストとして検出可能です。そのため高分子材料の無染色による組織構造観察に、以前からこの手法が利用されています。最近では、FIB加工装置の普及により、半導体分野においても試料内部の情報を得るため、この低加速STEM法の活用が増加傾向にあります。一方、生物組織試料の観察はTEMを用いた観察が主体となっております。
 そこで今回、図1に示す超高分解能SEMのS-5200にSTEM検出器を装着し、生物組織観察を優れたコントラストで観察できるか検証し、また無染色試料の観察及びX線分析も試みましたので、ご紹介します。

キーワード:低加速電圧STEM法、元素マッピング,ヒト皮膚,ヒト腎臓、,アデノウィルス
製品中分類 電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)
研究大分野 ・バイオ
・医学・薬学
研究中分野 ・DNA・RNA
・タンパク質
・細胞・組織
・生化学
・生物
・医学
・医薬・製薬
・歯学・硬組織
情報種別 テクニカルデータ/データシート
発行日 2010/06/15
お問い合わせ先 お問い合わせはこちら
No. sem116