サイト名称 日立ハイテク

タイトル クライオ法を主体とした化粧品のSEM観察 (994KB)
詳細リンク sem081
概要 近年、走査電子顕微鏡(以下SEM)は半導体、各種素材、医学、食品、バイオサイエンスなどのあらゆる分野において、研究、開発、品質管理および評価のツールとして幅広く利用されています。今回は、人に深くかかわりのある化粧品についてSEM観察を試みました。
 最近、化粧品は機能に優れ、かつ安全性の高いものが数多く商品化されています。これらは、含有粒子を微細化することにより商品の安全性、密着性を向上させたり、多種原料を使用して多機能、多彩色を作り出すなど、新しい素材や技術の開発により生み出されました。例えば、肌によくなじむ乳液や、紫外線をカットしさらに白浮きしないファンデーションなどがあります。
 このような技術の進歩により、化粧品の評価や研究開発にも微細構造の観察が行える高分解能SEM、水分や油分を含んだまま凍結し観察できるクライオシステム、含有物の元素分析に有効なエネルギー分散型X線分析装置(以下EDX)などが欠かせないツールとなっています。
 ここでは、一般的に市販され使用されているさまざまな化粧品7品目について観察、分析を行いましたのでご紹介します。

キーワード:クライオ法,クライオシステム,EDX分析,N-SEM,クールステージ
製品中分類 走査電子顕微鏡(SEM)
研究大分野 ・バイオ
・医学・薬学
研究中分野 ・DNA・RNA
・タンパク質
・細胞・組織
・生化学
・生物
・医学
・医薬・製薬
・歯学・硬組織
情報種別 テクニカルデータ/データシート
発行日 2010/06/15
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No. sem081