概要 |
農学、食品などバイオテクノロジー分野の研究、開発に高性能電子顕微鏡はいまや欠かせないものとなりました。こうしたニーズに応えて開発されたH-7100透過電子顕微鏡(以下、TEM)は、オートアノードによる低加速での明るい像の観察、スパーロードース照射法による試料の電子線損傷の低減、より見やすく、分かりやすい観察を行うための像の視野中心回転機構、スティグマモニターによる低、中倍率での像の非点収差補正と焦点合わせの精度向上などの特徴を持っています。 今回このH-7100TEMの食品への応用例として、大豆とその加工品(納豆、豆腐、湯葉)の構造観察例を紹介します。
キーワード:透過型電子顕微鏡,大豆とその加工品,固定・包埋,超薄切片 |