サイト名称 日立ハイテク

タイトル FIB加工と高加速SEM像観察によるデバイスの断面TEM試料作製とその観察(7,471KB)
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概要 高集積化が進むにつれ、電子デバイスの評価における透過電子顕微鏡(TEM)の役割はますます重要になってきていますが、TEMによるデバイスの評価には、試料の薄片化が必要です。デバイスの場合、評価対象となる領域が特定領域に限られるため、その薄片化には加工位置精度の高い集束イオンビーム(FIB)加工装置が多く用いられています。
しかし、最近では、0.1μm以下の高い加工位置精度が要求されるようになり、通常のFIB加工法では、観察目的箇所の切り出しが困難になってきています。そこで、FIB加工途中の試料を高加速SEMで立体的に観察し、三次元的な構造を把握しながら加工を続けるという方法がFIB加工における加工位置精度の向上に有効であることを確認し、4MDRAMの加工例をテクニカルデータのNo.84で、また、16MDRAMの加工例を同じくNo.88で紹介しました。
今回は、その方法でさらに集積化の進んだ1GDRAMの実験試料の加工観察例についてご紹介します。
*高加速SEM像:透過電子顕微鏡で採用されている加速電圧(例:100~300kV)で観察したSEM像

キーワード:集束イオンビーム,高加速二次電子像,1GDRAM,断面TEM試料作製,SIM(Scanning Ion Microscope)像,コンタクトホール,ステレオ観察,メモリーセル,キャパシタ,ビットライン,COB(capacitor over bitline),ワードライン,層間絶縁膜
製品中分類 透過電子顕微鏡(TEM/STEM)
研究大分野 ・材料
・エネルギー
研究中分野 ・セラミックス・ガラス・鉱物・バイオミネラル
・金属・磁性材料
・半導体材料・デバイス・電子部品・ディスプレイ・照明
・ナノ材料・触媒・電池材料・複合材料・膜結晶
・電気
・電池
情報種別 テクニカルデータ/データシート
発行日 2011/12/02
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No. tem090