サイト名称 日立ハイテク

タイトル H-7600を用いた高角度試料傾斜によるミオシン分子の三次元構造観察(1,070KB)
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概要 最近、急速に進展するゲノム解析によってヒトをはじめとする生命体のさまざまな活動が遺伝子レベルで解明されつつあります、生命活動のほとんどはゲノム(遺伝子)がコードするタンパク質に支えられていますが、生物の体の中でそれらのタンパク質は立体構造をとることによって、はじめてその機能を果たすことができるようになっています。
透過電子顕微鏡(以下TEM)を用いてタンパク質の立体構造を観察するための手法として、最近、電子線コンピュータートモグラフィー法が注目されています。これは試料傾斜によって得られた複数枚の電子線像を3次元的に再構築する技術ですが、高精度での再構築のためには、高角度の試料傾斜装置に加え、その高精度な制御を必要とします。
今回は我々は120kV TEM H-7600においてPCによる試料ステージ制御によって高精度での試料傾斜を可能とした高角度試料傾斜モードを開発し、ミオシン分子の立体観察を試みましたので、その結果について紹介します。

キーワード:透過電子顕微鏡,電子線コンピュータトモグラフィー,ミオシン分子,試料傾斜
製品中分類 透過電子顕微鏡(TEM/STEM)
研究大分野 ・バイオ
・医学・薬学
研究中分野 ・DNA・RNA
・タンパク質
・細胞・組織
・生化学
・生物
・医学
・医薬・製薬
・歯学・硬組織
情報種別 テクニカルデータ/データシート
発行日 2011/12/02
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