サイト名称 日立ハイテク

タイトル 電子線トモグラフィー用3D-TEMシステムとその応用(1)(292KB)
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概要 さまざまな生体組織の構造解明には、その立体構造観察が不可欠です。最近、その手段として、透過電子顕微鏡(以下、TEM)を用いた電子線コンピュータートモグラフィー(CT)法が注目されています。この手法は、TEM内で、試料を連続的に傾斜しながら、記録した透過像の投影像を画像処理して、三次元的な情報を得るものです。その手法を用いて正確な三次元再構成を行うには、高角度試料傾斜機能、試料位置補正機能や焦点補正機能などの高精度なTEM本体の制御が必要となります。
最高加速電圧120kVのBio -TEM H-7650は、加速電圧やレンズ電源など、三次元再構成の精度に影響する主な条件をすべてCPU制御しています。さらに、自動試料傾斜機能や試料損傷を抑えるためのロードース(低電子線量照射)機能など、生物試料の観察に有用な機能が搭載されています。
今回は、電子線CT用として新たに開発された3D-TEMシステムの概要とその応用について紹介します。

キーワード:電子線トモグラフィー,透過電子顕微鏡,ユーセントリックサイドエントリーステージ,試料傾斜,三次元再構成,WBP;Weighted Back Projection,重み付け逆投影法,SIR; Simultaneous Iterative Reconstruction,代数的反復法,DSM;Dynamic Shell Modeling, ダイナミックシェルモデリング法,三次元表示,ウシ小脳,急速凍結・ディープエッチレプリカ
製品中分類 透過電子顕微鏡(TEM/STEM)
研究大分野 ・材料
・エネルギー
・バイオ
・医学・薬学
・食品
研究中分野 ・セラミックス・ガラス・鉱物・バイオミネラル
・金属・磁性材料
・半導体材料・デバイス・電子部品・ディスプレイ・照明
・ナノ材料・触媒・電池材料・複合材料・膜結晶
・電池
・細胞・組織
・生物
・医学
・食品
情報種別 テクニカルデータ/データシート
発行日 2011/12/02
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No. tem118