タイトル | カーボンナノチューブの高温高分解能STEM像観察(502KB) |
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詳細リンク | stem005 |
概要 | カーボンナノチューブは情報、通信分野では電界放出ディスプレイ用エミッターとして、電力、エネルギー分野では水素やガスの吸蔵材やリチウムイオン電池材料として、また、医学分野ではDNAセンサーや医薬搬送材として注目され、その構造制御と大量生産に関する研究が世界中で進められています。カーボンナノチューブには多層ナノチューブ(Multi-walled nanotubes:MWNTs)と単層ナノチューブ(Single-walled nanotubes:SWNTs)があります。それらの構造解析には高分解能透過電子顕微鏡(TEM)が多く用いられますが、高分解能TEMは電子線のエネルギーが200~300kVと高いため観察中の電子線損傷が発生しやすくカーボンナノチューブ本来の微細構造を無損傷で記録することは困難とされていました。その対策法の提案として、テクニカルデータNo.107およびNo.109で試料を加熱しながら観察する高温高分解能観察法について紹介しました。 今回は通常のTEMより試料損傷が少なく、しかもより高いコントラストで観察できる走査透過電子顕微鏡(STEM)を用いた高温高分解能観察法とその応用例を紹介します。 キーワード:カーボンナノチューブ,多層ナノチューブ(multiwalled carbon nanotubes;MWNTs),単層ナノチューブ(single-walled carbon nanotubes;SWNTs),走査透過電子顕微鏡,直接加熱方式試料加熱ホルダ,明視野STEM像 |
製品中分類 | 透過電子顕微鏡(TEM/STEM) |
研究大分野 | |
研究中分野 | ・セラミックス・ガラス・鉱物・バイオミネラル ・金属・磁性材料 ・半導体材料・デバイス・電子部品・ディスプレイ・照明 ・ナノ材料・触媒・電池材料・複合材料・膜結晶 ・電気 ・電池 |
情報種別 | テクニカルデータ/データシート |
発行日 | 2011/12/02 |
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No. | stem005 |