③多彩なアクセサリを用意
■多目的大型試料室により豊富なアクセサリ搭載可能
大型多目的対応チャンバを標準搭載。In-Situ解析にも対応しています。
■SEM/EDSインテグレーションシステム*
SU3800/SU3900 のために、新たに開発されたSEM/EDSインテグレーションシステムは、SEM側から解析個所の決定、条件設定、分析、レポートと一連の操作を一体化しました。SEM側からすべてをコントロールすることによって、スループットを向上し、オペレーターの負担を軽減します。
■多様な観察ニーズに対応する検出器
- 高感度UVDの搭載で、CL観察も可能に*
SU3800/SU3900は高感度UVDを搭載。UVDはバイアス電極によって加速された二次電子と残留ガス分子の衝突によって発生した光を検出することにより、二次電子情報を持った画像やCL情報を取得することができます。 - 高感度半導体反射電子検出器で、組成/凹凸など多様な画像切替可能
4分割+1素子のデザインを採用し、素子ごとの演算を行うことで組成像や3D像、さらに試料の回転を行うことなく4方向からの凹凸像観察が行えます。検出器のスリム化と高感度化により、高分解能/高S/N化を実現しています。
■STEMホルダー(オプション)
- 簡易的な透過電子像が観察可能です。
新開発のSTEMホルダーと高感度低真空二次電子検出器(UVD)を
組み合わせて使用することで、簡易的な透過電子像の取得が可能となります。
薄膜試料や、生体サンプルの観察に有効です。
*UVDはSU3800/SU3900の機能です。
試料 : CNT
加速電圧 : 30 kV
観察信号 : STEM像
倍率 : x30,000
試料 : 坐骨神経切片
加速電圧 : 30 kV
観察信号 : STEM像
倍率 : x10,000
■3次元モデル表示・計測ウェアHitachi map 3D*
Hitachi map 3Dは、SU3800/SU3900に搭載された4分割反射電子検出器によって取得した、方向が異なる4つのSEM像を演算して3Dモデルを構築します。2点間の高さ寸法計測や体積測定、簡易表面粗さ(面粗さ、線粗さ)などの計測が可能。4つのSEM画像は1度に検出されるため、試料傾斜、複数画面の視野合わせが必要ありません。
■画像計測ソフトウェアImage-Pro®をサポート
SU3800/SU3900は、米国Media Cybernetics社製画像処理ソフトウェアImage-Pro®にSEM画像を転送する機能IPIを搭載しています。SEM画像から高機能な画像計測ソフトウェアにワンクリックでデータを移行できます。