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日立の原子吸光光度計は新時代へ・・・

永久磁石を用いた偏光ゼーマン補正法とデュアル検知方式を採用し精度の高いバックグラウンド補正と安定したベースラインを提供します。ZA4700はグラファイト専用機で測定時の試料の乾燥、灰化、原子化、クリーン、冷却すべての工程でバックグラウンドを確認することができます。複雑なマトリックス試料の測定条件を作成する上で重要な情報を提供します。

オンラインでのご相談

価格
ZA4700(グラファイトファーネス機):\9,480,000~(PC含まず)

取扱会社:株式会社 日立ハイテクアナリシス

特長

すべての加熱工程のバックグラウンドをモニターします

永久磁石を用いた偏光ゼーマン補正法でグラファイト分析の測定条件を検討する上で重要となる乾燥工程、灰化工程でもバックグラウンド補正を行います。これを利用した試料の突沸を自動検知する機能も搭載しています。

微量分析のための装置からのコンタミを診断します

原子化部やオートサンプラーノズルの汚染を確認するシーケンスを自動化することで、初心者の方でも装置の汚染状況をいち早く見極めることができます。

本体内蔵型オートサンプラーによりメンテナンス性を向上します

オートサンプラーを本体に内蔵することで書面はフラットになり、キュベットの交換などのメンテナンスにおいてもオートサンプラーは邪魔になりません。

分析例

灰化時の測定元素の飛散の確認

永久磁石を用いた偏光ゼーマン補正法は乾燥工程、灰化工程のバックグラウンドのモニタを行います。
マグネシウムの測定において灰化温度が高い場合に灰化過程でマグネシウムの飛散が確認できました(左図)。
灰化温度を下げることで飛散の信号はなくなり再現性の良い信号が得られています(右図)。

仕様

形式ZA4000ZA4800ZA4300ZA4700
分析法フレーム
グラファイトファーネス
フレーム
(ラピッドシーケンシャル)
フレームグラファイトファーネス
測定モード原子吸光および炎光
測光方式ダブルビーム方式
バックグラウンド補正法フレーム/グラファイトファーネス:偏光ゼーマン補正法
炎光法:近接波長によるオフセット
偏光ゼーマン補正法
ランプ装着本数8本(ターレット方式)
同時点灯2本
8本(ターレット方式)
同時点灯4本
8本(ターレット方式)
同時点灯2本
8本(ターレット方式)
同時点灯2本

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【技術機関誌 SI NEWS】社会科学の中で進化していく、日立の計測技術
~偏光ゼーマン原子吸光光度計1万台納入記念~

1974年、世界に先駆けて発売された日立の偏光ゼーマン原子吸光光度計が、2016年2月、累計1万台の出荷を記録したことを記念して、開発者である日立製作所 フェローの小泉英明氏を中心とした対談形式にて、開発秘話、今後の技術開発に向けた展望をご紹介します。