特長
スピーディな測定に対応します
従来の偏光ゼーマン補正法と新たに開発した回折格子の駆動機構を組み合わせることで日立独自の複数元素の連続を実現しました。
ホローカソードランプ4本同時点灯で最大12元素を連続して測定できます。同一の試料において複数の元素をフレーム法で測定されている方に、よりスピーディな測定を提案します。
偏光ゼーマン補正法によりベースラインが安定します
偏光ゼーマン補正法はホローカソードランプ点灯直後からベースラインが安定し、測定開始までの準備時間を大幅に短縮します。
これに加え連続測定を採用することで、日立独自の分析の高速化(ラピッドシーケンシャル)を実現しました。
測定者の負担を軽減します
一度の試料導入で複数の元素を測定するラピッドシーケンシャルでは試料の差し替えの頻度を減らすことができます。例えば6元素、20試料を測定する場合、通常は120回の試料差し替えを行う必要がありますが、ラピッドシーケンシャルでは20回で完了します。