サイト名称 日立ハイテク

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使う人へのやさしい配慮、LabFLEX 3500IIはそれを追及しました。
子検体容器供給の自動化、エラー検体のまとめ移載、各モジュールでの簡単な操作など使いやすさの向上を目指しました。
そして当社が30年以上培ってきた高性能分注技術へのあくなき情熱とこだわり。
やさしさと高性能が融合した検体前処理モジュールシステム LabFLEX 3500IIが、検体前処理の適切なソリューションを提供します。

高速/高精度分注の実現

日立が誇る分注技術のひとつ、高精度分注(CV1.0%以下、絶対量±3%以下)の高速化を実現しました。
3ノズル可変ピッチ分注機構の実現で、1:2分注でも500元検体/時間以上*の高い処理能力を実現します。検体の集中する時間帯にも十分対応でき、TAT(Turn Around Time:検査結果報告時間)の短縮につながります。

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高速容器供給供給移載モジュールでのシステム構築の場合

子検体容器供給の自動化

チューブフィーダー内蔵により、子検体容器供給の自動化を実現しました。
市販容器から外部検査委託会社専用容器まで最大4管種の同時使用に対応し、分注項目ごとに使用容器の選択が可能です。また、発行ラベル自動チェック機能も搭載。印字ミス、読み取り不可、貼付不備などがあった場合は、再発行を行い、検査工程でのエラーを未然に防ぎ、信頼性が向上します。

再検査・追加検査への迅速な対応

ヘマトクリット値を用いた血清量の推定算出機能を標準装備し、分注可否の判定を行います。血清を一定量確保したり、分注後の残量データの把握ができ、再検査・追加検査の実施を迅速に判断可能になります。

リカバリー処理のサポート

検体量不足、フィブリン検知などの分注エラーが発生した際は、処理を中断することなく対象の元検体・子検体をセットにして専用エリアに自動的に移載が可能です。元検体・子検体がセットになっていることで検体検索の必要がなくなり、その後のリカバリーがより効率的に処理可能となります。

かんたん操作

タッチパネル式の簡単操作でオペレータをアシスト。各モジュールの前面スイッチ・タッチパネルからのアラーム解除も可能にするなど、さらに操作性が向上しました。

フロントアクセス/オープンスタイル

検体の供給・取り出し、消耗品の供給・廃棄などあらゆる操作が装置前面から可能。装置の設置レイアウトの様々な検討が可能となります。
また、内部の操作が確認できる視認性の良いカバーを採用しているので検体処理の状況確認も容易で安心感があります。安全ガードを開けることで検体の取り出し、アラームの解除、装置の清掃などが容易にできます。

多彩なシステムバリエーション

機能別モジュールを組み合わせることで、施設の規模・運用方法や様々なご要望にお応えするシステム構築が可能です。
また、直線搬送・ターンユニットなどを組み合わせることで設置条件のレイアウトに合った搬送システムの構築が可能です。

■ベーシックモデル

LabFLEX 3500IIの基本構成モデル。
4管種対応チューブフィーダーを内蔵し、3ノズル分注機構、エラー検体移載などのLabFLEX 3500IIの基本仕様をまとめたベーシックなモデル。

■ラベル貼り付け子検体搬送モデル

搬送システムへ接続し、ラベル貼り付け子検体を分析装置へ搬送することを想定したモデル。ベーシックモデルに容器供給モジュールを追加し、搬送ラック上へラベル貼り付け子検体を作成します。

■子検体2種類搬送モデル

2種類の子検体を分析装置へ搬送することを想定したモデル。

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■後処理モデル

元検体を閉栓して収納管理する後処理モデル。
搬送システム最後段に接続して、後処理工程を自動化します。

■個別モデル

機能モジュールを組み合わせて、施設からの要望にお応えするシステムを構築します。

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