特長
測定ニーズを満たす2つのモード
分析前のコンディショニング、分析条件の設定、日常的な装置の性能確認などを自動で実施するソフトウェアを搭載することで、オペレーターの知識・経験に左右されることなく安定した測定結果を提供することが可能です(LRモード)。さらに、分析条件検討や、データ解析機能により、オリジナル測定項目の追加(カスタマイズ設定)を可能としました(CAモード)。
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- CA:ChromAssist Data Station LR1100(クロムアシストデータステーション LR1100)
日常の精度管理
システムの自動コンディショニング機能及び QCサンプル測定による日常のシステム最適化機能を搭載しました。
操作性を追求
ユーザー視点により、システムの準備から測定、結果入手までの操作を最適化することで、ルーチンメソッド化を実現しました。
作業の効率化
分析に必要となる消耗品や一般試薬のセット化と、共通した分析フローを提供することで作業の効率化を図りました。
定量測定モード
定量計算モードに相対モル感度(Relative Molar Sensitivity、RMS)法を搭載しました。RMS法とは、化学構造が異なる物質間の検出応答の違いを、「RMS」を用いて補正することにより、測定対象物質の標準試料(定量用標品)を使用せずに、他の物質の標準試料(基準物質)から定量が可能な方法です。