電子部品の断面観察において、電子部品をイオンミリングで前処理し、その断面を観察した際に加工不足が判明することが多くあります。従来の手法では、試料をイオンミリングホルダから外して観察しているため、同一の試料を用いて加工をやり直すことができず、大きな課題となっています。
SU3800/SU3900でイオンミリング装置ArBlade5000を使用すれば、イオンミリングホルダがそのまま入るアタッチメントを使用して、断面加工を繰り返し行い、観察することができます。
試料をホルダから取り外す必要がないので、狙った断面が出来上がるまで何度でも、同一試料をイオンミリング処理して観察可能です。断面加工から観察に至るワークフローをスムーズに行うことで、観察効率を大幅に向上できます。